秋田ノーザンハピネッツは7月1日、Bリーグの自由交渉選手リストに公示されていた伊藤駿との契約合意を発表した。
現在29歳の伊藤は、174センチ75キロのポイントカード。明成高校、青山学院大学を経て、2012-13シーズンに日立サンロッカーズ(現サンロッカーズ渋谷)へ入団した。同チーム一筋でプレーし、昨季は39試合の先発を含む53試合の出場で156得点(1試合平均2.9得点)122アシスト(同2.3アシスト)をマーク。4月24日に退団が発表されていた。
初の移籍を経験する同選手は、チームの公式HPを通じて「まず、プレーする機会を与えてくださった社長をはじめとするフロントスタッフ、チームスタッフの皆さんに感謝申し上げます。東地区は激戦区ではありますが、一戦一戦熱くハードに戦っていきたいと思いますのでブースターの皆さん後押しをお願いします。ブースターの皆さんと一緒に熱くなれるのを楽しみにしています!」と意気込みを語った。
また、チームは伊藤について次のように評価した。
「7年間サンロッカーズ渋谷(日立・日立東京)でプレーし、常にトップリーグの中で多くの経験を積んできた完成度の非常に高いPGです。小柄ながらディフェンス能力は非常に高く、フィジカルと脚力を生かした、ミスマッチを感じさせない激しいディフェンスが持ち味。オフェンスでは、卓越したゲームコントロールと冷静沈着なプレーが大きな魅力です。高校・大学・プロ全てのカテゴリーでキャプテンを務めており、リーダーシップにも期待しています。コート上の指揮官としてチームを引っ張ることはもちろんですが、秋田での更なるレベルアップに期待します」