琉球ゴールデンキングスは7月3日、ジャック・クーリーとの契約合意を発表した。
クーリーは206センチ112キロでセンターを本職とする28歳。ノートルダム大学出身で、2013-14シーズンにトルコのチームでキャリアを始めた。2014-15シーズンはユタ・ジャズで16試合、2017-18シーズンはサクラメント・キングスで7試合に出場。昨季はイタリアのチームでプレーした。
同選手はチームの公式HPを通じて「トップレベルのプロクラブで選手人生の新たなページが始まる事をとても喜んでいます。既にゴールデンキングスについて良い話を聞いているので、新シーズンに向けて熱い気持ちを持っています。私と私の婚約者も日本は美しい国と聞いており、新たなアドベンチャーが待ちきれません。何より、キングスの一員になる事が待ちきれません!」とコメントした。
また、チームはクーリーについて次のように説明した。
「クーリー選手は、強靭な外国籍選手がひしめくインサイドの攻防にて、押し負けないパワーと冷静な判断でプレーする柔軟性を兼ね備えています。大学卒業後は、サクラメント・キングス(NBA)等で活躍し、昨シーズンは活動の場をイタリアの最高峰リーグであるセリアAに移しました。イタリアのクラブでも大黒柱として欠かせない存在感を示し、2019年6月にはクラブをファイナル進出へ導きました。ファイナルは第7戦までもつれる大接戦で惜しくも優勝を逃したものの、クーリー選手はMVP級の活躍をみせ、イタリア・セリアAのNo.1センターと評されています。年齢も28歳とバスケットボール選手としては、これからキャリア全盛期を迎えるクーリー選手の加入は、楽しみであり非常に心強いです。インサイドでの力強く、ガッツ溢れるプレーでチームに活気をもたらすことを期待しています」
なお、琉球は石崎巧、並里成、寒竹隼人、岸本隆一、田代直希、ジョシュ・スコットの6人が残留。クーリーのほか、福田真生、満原優樹、小野寺祥太、長谷川智伸、デモン・ブルックスも新戦力としてチームに加わっている。