加納督大が現役復帰、ライジングゼファー福岡と契約締結「素直にバスケットをやりたいと思い決断」

2017-18シーズン限りで現役生活を終え、福岡の育成強化部長を務めていた加納督大 [写真]=B.LEAGUE

 ライジングゼファー福岡は7月19日、加納督大の現役復帰を発表した。

 福岡県出身で現在34歳の加納は、185センチ74キロのポイントガード兼シューティングガード。2007-08シーズンから7シーズンにわたってライジング福岡(現福岡)でプレーし、2014-15シーズンに滋賀レイクスターズへ移籍した。同チームに2シーズン在籍すると、Bリーグ初年度の2016-17シーズンに福岡へ復帰。翌シーズン限りで選手生活にピリオドを打ち、福岡の育成強化部長としてU15アシスタントコーチやスクールコーチを担当していた。

 再び福岡のユニフォームを着ることになった同選手は、チームの公式HPを通じて「昨シーズン、一緒にプレーした選手がB1の舞台で戦っている姿を間近で見ていて、誇らしく思いながらもあの舞台でやりたかったという思いが自分の中でありました。そんな中で今回、仲西GMから現役復帰挑戦の話を頂き、指導しているスクール生の事や年齢の事、1年のブランクの事など沢山考えました。しかしこの様な挑戦ができる機会はもう無いと思い、そして素直にバスケットをやりたいと思い決断しました」と明かし、「チームの為、応援してくれているブースターの皆さんの為に自分が出来る事を精一杯表現し、勝利に貢献出来るように頑張ります。皆さんのアツい応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 また、仲西淳ゼネラルマネージャーは次のようにコメントした。

「この度ライジングゼファーフクオカに背番号21番を背負う男、加納 督大が戻って来ます。まずは現役復帰を決心してくれた加納選手とその決断を支えてくださったご家族に心から感謝したいと思います。現役を一度引退し、コートから離れた彼は今誰よりもバスケットボールに飢えていると思います。再びあの誰よりも相手をかき回すディフェンスやリングにアタックする姿を観れることに私自身も興奮していますし、沢山のブースターの皆様が彼の復帰を喜んでくれる事でしょう。1シーズンのブランクがあるとしても、彼の心は常にバスケットボールから離れずにいたので焦らずアジャストして、チームに貢献して欲しいと思います。再びライジングゼファーフクオカのユニフォームを着てプレーする加納 督大選手に温かいご声援をよろしくお願いします。プロ選手として切磋琢磨する加納選手をGMとしても応援したいと思います。おかえり、まさ!」

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