10月6日、スカパー!YouTubeチャンネルとスカパー!Bリーグ公式Twitterで『【激論】B.LEAGUE 2019-20シーズン開幕節を徹底検証!麒麟 田村裕、元日本代表 渡邉拓馬が熱く語ります!』が配信された。番組では元日本代表の渡邉拓馬がバスケ好き芸人と知られる麒麟の田村裕、関根ささら(放課後プリンセス)を相手に開幕カードの振り返りやスタッツの見方のレクチャー、さらには注目の1試合として挙げた川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックス(GAME2)について、勝敗を分けたポイントを徹底検証した。
開幕カード振り返りで渡邉が言及したのはサンロッカーズ渋谷vs千葉ジェッツの対戦。アーリーカップ関東の3位決定戦の再戦となった同カードだが、渡邉は「SR渋谷がエナジーあふれるチームスタイルで良いディフェンスをしていた。外国籍選手ふたり(セバスチャン・サイズ、チャールズ・ジャクソン)がハードワーカータイプであることが大きい」と今後の戦いにも期待を寄せた。
アルバルク東京のファンで配信当日も新潟アルビレックスBB戦を生観戦してきたという関根は今季の注目選手について問われると、「(ミラン)マチュワン選手が今日も大活躍していたので、今後も期待しています。積極的なオフェンスリバウンドとインサイドでのタフなプレーが頼りになります」とバスケ経験者ならではの目線でその魅力を熱く語った。
また、田村が『田村裕のMIP』として、開幕節に最も印象に残った選手として名前を挙げたのは川崎の篠山竜青。「ワールドカップを経験して心もプレーも余裕が出て、まったく焦らへん感じになった。二段階くらい成長したんちゃうかな」と、世界の舞台を経てさらなる進化を遂げた司令塔を称えた。
『注目カード徹底分析』と題した番組後半では、渡邉が選定した川崎vs宇都宮のGAME2について、スタッツの見方と勝敗を分けたポイントを解説。
渡邉はBリーグの中継映像で紹介されるスタッツのなかで最も注目すべき項目として『リバウンド』を挙げた。「リバウンドは“すべてが始まる”プレー。リバウンドを取るということは攻撃の回数を増やすことにつながるので、有利に試合を進めることできる。スタッツでは最初にシュート確率などを見がちだが、まずリバウンドの項目を確認する」と、プロならではの視点で田村、関根をうならせた。勝敗を分けた3つのポイントとして「ディフェンスのスイッチ」「ゾーンプレスとゾーンディフェンス」「ターンオーバー」を試合映像とともに紹介。特に川崎が第4クォーターの残り4分39秒から9点差を逆転したシーンについて「川崎が激しいプレッシャーをかけて宇都宮のターンオーバーを誘発し、そのボールをしっかり得点につなげたのが大きかった」と先だって解説したスイッチとゾーンプレスを効果的に活用してディフェンスから流れを引き寄せ、20-0のランで大逆転勝ちを収めた川崎の守備戦術と最後まで諦めないメンタルを称賛した。
『【激論】B.LEAGUE 2019-20シーズン開幕節を徹底検証!麒麟 田村裕、元日本代表 渡邉拓馬が熱く語ります!』はスカパー!公式YouTubeチャンネルでアーカイブ視聴が可能となっている。