Bリーグオールスター、B.BLACKが3年ぶりの勝利…MVPはレバンガ北海道の折茂武彦

来年は沖縄で開催される [写真]=新井賢一

 1月18日、北海きたえーるにて、Bリーグ発足4回目となるオールスターゲーム、「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020」が行われた。

 アルバルク東京のルカ・パヴィチェヴィッチがヘッドコーチを務めるB.BLACKは、折茂武彦レバンガ北海道)と比江島慎ライアン・ロシタージェフ・ギブス竹内公輔(すべて宇都宮ブレックス)が先発出場。千葉ジェッツの大野篤史が指揮を執るB.WHITEは、富樫勇樹(千葉)、金丸晃輔シーホース三河)、ニック・ファジーカス熊谷尚也(ともに川崎ブレイブサンダース)、細谷将司秋田ノーザンハピネッツ)がスターティングファイブの名を連ねた。

 試合は、折茂のジャンプシュートでスタート。富樫や細谷の得点を許すもロシターを中心に加点。開始3分16秒時点で15-5とした。タイムアウト後は、B.WHITEのペースとなり、残り1分44秒のダバンテ・ガードナー(三河)の得点で、26-26の同点に追いつかれた。直後、張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)にダンクを許し、26-28と逆転を許した。その後はリードチェンジが繰り広げられ、30-32で第1クォーターを終えた。

 第2クォーターは比江島がダンクで先制し会場を沸かす。しかし、大塚裕土が3ポイントシュートを連発。それでも、宇都直輝富山グラウジーズ)やロシターの得点で再度突き放し、55-42でオフィシャルタイムアウトを迎えた。その後も、アイラ・ブラウン大阪エヴェッサ)や多嶋朝飛(北海道)、竹内公輔(宇都宮)の得点でリードをキープ。69-63で前半を折り返した。

富樫は21得点、11アシストを記録 [写真]=新井賢一

 第3クォーターは、サイズ、富樫の連続得点で開始53秒で69-67とされるも、ギブスのダンクで反撃。残り5分45秒にファジーカスにジャンプシュートを許すと、熊谷のダンク、富樫にレイアップを許し、75-80とされたまらずタイムアウト。タイムアウト後は、ブラウンや折茂の得点で盛り返すも、85-91で最後の10分間へ。

 6点差で迎えた最終クォーターは、ガードナーが連続得点をマーク。B.BLACKも折茂の3ポイントシュートや竹内譲次アルバルク東京)で食い下がる。そして、残り4分10秒にブラウンが3ポイントシュートを沈め、108-109と1点差に追いつくと、残り3分45秒に田渡凌横浜ビー・コルセアーズ)が3ポイントシュートを沈め、111-109と逆転に成功。そして、竹内譲の“3点プレー”で突き放す。それでも富樫に“4点プレー”を許し、114-113と点差を詰められるも、ロシターのバスケットカウントやブラウンのダンクで再度リードを奪い、最終スコア123-117で試合終了。

 なお、MVPには14得点、2リバウンド、3アシストをマークした折茂が選出された。

■試合結果
B.BLACK 123-117 B.WHITE(@北海きたえーる)
B.BLACK|30|39|16|38|=123
B.WHITE|32|31|28|26|=117

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