1月21日、島根スサノオマジックのヘッドコーチ鈴木裕紀氏の規約違反による制裁決定を受け、Bリーグの大河正明チェアマンが囲み取材に応じた。
大河チェアマンは、まず選手、スタッフへのパワーハラスメント発覚から裁定決定までの経緯を説明。リーグからの指示により、クラブを中心に時間をかけて丁寧に調査を進めたことを明かした。
前年8月には、香川ファイブアローズヘッドコーチの規約違反に対する制裁が決定していたばかりで、Bリーグ全体のモラルが問われる出来事になりかねない。大河チェアマンは「残念以外の何物でもないです。広く言えば、リーグとしての指導がまだまだ不行き届きだったということに尽きます。もっと工夫していかなくてはいけないです。ただ今400人くらいいる選手、スタッフ、社長全員に理解が行き届くのは一筋縄ではいかないなと思いますが、だからと言って何もしないと減りません。常に発生率を下げるように努力していくしかないと思います」と今回の騒動をまとめた。