3Pシュートの撃ち合いは千葉ジェッツに軍配、富樫勇樹が3P9本を含む40得点の大活躍でチームを10連勝へ導く

千葉はB1最速で20勝到達 [写真]=B.LEAGUE

 12月20日、各地でB1リーグ第14節第2戦が開催。10連勝を目指す千葉ジェッツが今季同一カード連敗のない富山グラウジーズと対戦した。

 第1クォーター千葉は、富樫勇樹が最初10分間だけで4本の3ポイントシュートを沈める12得点の活躍を見せる。対する富山も、ジュリアン・マブンガが2本の3ポイントシュートを含む計8得点を記録。30-20とハイスコアで試合が進む。第2クォーターでは、接戦が繰り広げられ、51-38でハーフタイムへ。

 第3クォーターに入ると流れは富山へ。ジュリアン・マブンガジョシュア・スミスが攻撃をけん引し、徐々に点差を詰める。そして、同クォーター残り3秒にマブンガが“3点プレー”を沈め、66-66の同点に追いつく。同点で始まった最終クォーターは、富樫勇樹が3本の3ポイントシュートを沈める。富山は、橋本晃佑がこのクォーターだけで5本の3ポイントシュートを沈め、15得点。99-96で迎えた残り2秒にマブンガに3ポイントシュートを許し、99-99。しかし、マブンガのボーナススローがリングに嫌われ、勝負は延長へ。

 延長戦でも橋本晃佑の長距離砲は落ちず、序盤はリードを許す。しかし、ジョシュ・ダンカンや富樫の得点で3点リードを奪うも、終了間際マブンガに3ポイントシュートを許し、115-115で勝負は再延長へ。

 再延長でも一進一退の攻防が続く。それでも、128-129で迎えた試合終了残り1秒に、富樫がフェイクで相手のファールを誘い、フリースロー2本を獲得。2本沈め、130-129で千葉が連勝を「10」に伸ばした。試合は両チーム計31本の3ポイントシュートが生まれるハイスコアゲームとなった。
 
 勝利した千葉は、富樫が40得点、ダンカンが26得点をマークし、B1最速で20勝到達。一方敗れた富山は、マブンガが47得点、12リバウンド、14アシストで今季5度目の“トリプルダブル”達成。橋本が8本の3ポイントシュートで24得点をマークし、キャリアハイを更新した。

■試合結果
千葉ジェッツ 130-129 富山グラウジーズ(@船橋アリーナ)
千葉|30|21|15|33|16|15|=130
富山|20|18|28|33|16|14|=129

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