3人でシリア戦に臨んだ3x3男子代表、松脇圭志が17得点を挙げて日本を決勝Tへ導く

主にアウトサイドから得点を量産する松脇[写真]=小永吉陽子

 8月24日、インドネシアのジャカルタで行われた「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の3人制バスケットボール競技にて、3x3男子日本代表が予選ラウンド最終戦でシリア代表と対戦した。

 同日のカタールとの一戦では、杉本天昇(日本大学2年)が足を負傷してコートを去るアクシデントが発生。21-15で勝利を収めたものの、シリア戦は残された3名で臨むこととなった。試合は開始約2分間で3-6とされたが、そこから松脇圭志(日本大3年)が7本の2ポイントシュートを含む17得点を挙げる活躍を見せ、チームを見事勝利へと導いた。

 試合後、インタビューに応じた松脇は「今日が山場だった。ハプニングがあったんですけど2勝できてよかったです」と安堵し、「試合前から長谷川(誠/アドバイザーコーチ)さんに『このゲームは天昇のために勝とう』と言われていたので、その気持ちを持って3人で臨みました」とコメントした。

 予選ラウンドの4戦全てをノックアウト勝利で飾った日本は、26日の準々決勝へと駒を進めた。現状、杉本が出場できるかはどうかは未定だが、日本のエースは「自分たちのプレーをこのまま維持してやっていけば勝利は見えてくる」と意気込みを見せた。

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