8月26日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の3人制バスケットボール競技の決勝トーナメントが開催。宮下希保(アイシン・エイ・ダブリュ ウィングス)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車 アンテロープス)、奥山理々嘉(八雲学園高校 3年)、今野紀花(聖和学園高校 3年)の4人で大会に臨んだ女子日本代表は、決勝戦で中国に10-21で敗れ、金メダルにあと一歩届かなかった。
「決勝では、高さで負けてしまった」と話す宮下は、「銀メダルを取れたうれしさより悔しさの方が大きい。でもみんなで最後まで楽しくプレーできたことが本当に良かった」と今大会を振り返る。栗林未和(富士通レッドウェーブ)の大会直前のケガにより、馬瓜が急きょ合流するなど、チームとしての練習が満足にできない中で本戦を迎えたが、ふたを開けて見れば準優勝と大健闘。「若いチームだけど実力があった」(宮下)からこそ、この結果につながった。
大会をとおして「楽しくプレーできた」宮下は、「3人制は楽しい。今後は世界とも戦っていきたい」と、3人制という新たなステージへの意欲を示した。