2018.08.27

適応力を見せた馬瓜ステファニー、5人制でリベンジへ「培ったことを出したい」

栗林未和のケガにより3人制にも出場した馬瓜 [写真]=小永吉陽子
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 8月26日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の3人制バスケットボール競技の決勝が開催。宮下希保(アイシン・エイ・ダブリュ ウィングス)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車 アンテロープス)、奥山理々嘉(八雲学園高校 3年)、今野紀花(聖和学園高校 3年)の4人で大会に臨んだ女子日本代表は、10-21で中国代表に敗れ、金メダル獲得とはならなかった。

 栗林未和(富士通レッドウェーブ)の大会直前のケガにより、5人制と掛け持ちで3人制にも急きょ出場することになった馬瓜。初めて3人制でプレーすることになったが、長谷川誠アドバイザーコーチが「まだ慣れてない部分もあるが、3人制への適性はすごいですよ」と太鼓判を押すほどの適応力を見せ、急造チームの準優勝に大きく貢献した。

 3人制の全日程が終わり一息つきたいところだが、30日には5人制の準決勝が控えている。そんなタフな日程を前に馬瓜は「3人制で培ったことを5人制の方でも出していきたい。今大会ですでに2度中国に負けているので、大きいだけの相手に負けるのは悔しい。次は絶対に勝ちたい」と、5人制でのリベンジを誓った。