日本バスケットボール協会(JBA)が9月18日、3x3女子日本代表の銀メダル獲得報告会を実施した。
8月にインドネシアにて行われた「第18回アジア競技大会(夏季大会)」で銀メダルを獲得した、宮下希保(アイシン・エイ・ダブリュ ウィングス)、馬瓜ステファニー(トヨタ自動車 アンテロープス)、奥山理々嘉(八雲学園高校 3年)、今野紀花(聖和学園高校 3年)の4人。会見に出席した三屋裕子会長は「3x3の強化に本当の意味で着手できたのはここ1年。それにも関わらず見事に銀メダルを獲得した。東京(オリンピック)に向けて一層精進したい」と話し、東野智弥技術委員長は「不祥事があったり、直前にケガ人が出たりと大変難しい環境下でのメダル獲得。特に馬瓜選手は5人制と3人制の2つのカテゴリーでメダルを獲得した。水泳や陸上ではよくあることだが、日本バスケットボール界では史上初です」と胸を張った。
会見には今野を除く3選手も登壇。宮下と奥山はともに「5人制でも3人制でも貢献できるようにがんばりたい」と力強く語り、急きょ3人制にも出場した馬瓜は「『そういうこともあるものか』と正直困惑したが、自分としてはいい経験になると思った」と振り返った。