「不安はなかった」、富樫勇樹は選手層の厚さを称える

試合後の写真撮影に応じる富樫 [写真]=山口剛生

 1月4日から7日にかけての「第93回天皇杯・第84回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会」を制した千葉ジェッツ。クラブは7日の決勝戦後、都内で祝勝会を実施した。

 千葉は富樫勇樹をケガで欠く中、準々決勝で栃木ブレックスを相手に76-71で勝利。その後も日本代表司令塔の不在を感じさせない戦いぶりを見せ、大会2連覇を飾った。

 祝勝会で取材に応じた富樫は「いい雰囲気で初戦を勝ったことにより、京都(ハンナリーズ)戦もああいう勝ち方をした」と、100点ゲームを演じて37点差の圧勝を収めた準決勝を評価。「不安はなかった。勝ってくれるだろうと(思っていた)」と続けた。

「1人抜けたくらいで(戦力が)落ちるチームではない」と富樫が言うように、2017-18シーズンのリーグ戦で先発出場がない控えガードの西村文男阿部友和がその穴をカバー。「千葉の強み」(富樫)でもある選手層の厚さを見せつける結果となった。

 負傷により出番がなかった富樫だが、「ケガはしょうがない」と話し、戦列復帰に向けて先を見据えた。

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