千葉ジェッツ、アルバルク東京との死闘制し決勝進出…パーカーが劇的弾を沈める

試合終了間際で試合をひっくり返した千葉が決勝へ[写真]=山口剛生

 1月12日、さいたまスーパーアリーナで「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルラウンドの男子準決勝が行われ、千葉ジェッツアルバルク東京と決勝進出を懸けて対戦した。

 第1クォーター、富樫勇樹が得点を引っ張りリードを作ると、守っては相手を13得点に抑えこむ。最初の10分間で7点差とし、点の取り合いとなった第2クォーターは21-22で終了。前半を終えた時点で41-35とした。

 第3クォーターは一時4点差に迫られるも、富樫とギャビン・エドワーズが返して流れを渡さない。この10分間も21-22となり、5点差で勝負の10分間へ。

 このまま守りきりたい千葉だったが、いきなり先制の3ポイントを許して62-60。すると、立て続けにフリースローを与えてしまい、開始2分12秒で試合をひっくり返される。その後は富樫が3ポイントで加点していく。だが、A東京も譲らず意地と意地がぶつかり合う激しい展開に。試合終了残り1分を切った時点で3点ビハインドとなったが、アキ・チェンバースのスティールからパーカーが決めて1点差とすると、タイムアップが迫った最後の攻撃チャンスでパーカーがゴール下のシュートをねじこみ逆転。最終スコア80-79で死闘を制し、大会3連覇へ王手をかけた。

【試合結果】
アルバルク東京 79-80 千葉ジェッツ(@さいたまスーパーアリーナ)
A東京|13|22|22|22|=79
千葉 |20|21|21|18|=80

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