1月8日に第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)の女子決勝が国立代々木競技場第一体育館で行われ、JX-ENEOSサンフラワーズ(WJBL 1)が富士通レッドウェーブ(WJBL 2)に91-67で勝利し、大会4連覇を達成した。
富士通の篠原恵の先制点で始まったこの試合、最初の8分間は2点差以内でスコアが推移する拮抗した展開となり、第1ピリオドは終盤にポイントを重ねたJX-ENEOSの3点リードで終えた。しかし第2ピリオドは一転してJX-ENEOSペースに。渡嘉敷来夢と間宮佑圭がゴール下を支配し残り5分で12点差を付け、最終的には43-25で前半を終えた。
JX-ENEOSは第3ピリオドでも勢いそのままに、渡嘉敷を中心に攻めのバスケットで点差を広げ、66-45と21点をリード。第4ピリオド序盤では富士通が意地を見せわずかに差を詰められるも、JX-ENEOSが終盤にも地力の強さを見せつけ、最終スコア91-67で大勝を収めた。
今季ここまでリーグ戦22戦22勝、大会3連覇中の“女王”JX-ENEOSが今大会全4試合すべて20点差以上となる貫録勝ちでオールジャパン4連覇を成し遂げた。
【試合結果】
JX-ENEOSサンフラワーズ 91-67 富士通レッドウェーブ