6連覇目指すJX-ENEOS、第3Qにシャンソンを突き放し22点差圧勝…準決勝で富士通と激突

宮崎早織は約16分間で11得点3アシスト2スティールをマーク[写真]=兼子慎一郎

 1月11日、さいたまスーパーアリーナで「第94回天皇杯・第85回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」のファイナルラウンド女子準々決勝が行われ、大会6連覇を狙うJX-ENEOSサンフラワーズがシャンソン化粧品 シャンソンVマジックと対戦した。

 試合は、渡嘉敷来夢のオフェンスリバウンドからの得点でスタート。序盤から互いに点を取り合うも、JX-ENEOSは残り1分54秒時点で4点をリードする。しかし、終盤は本川紗奈生に5得点を許し、21-22で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、渡嘉敷と宮澤夕貴の得点ですぐさまリードを奪い返す。残り1分41秒からは宮崎早織が連続得点を挙げて一歩抜けだし、39-34で試合を折り返した。

 第3クォーターは、立ちあがりから梅沢カディシャ樹奈が得点を伸ばして相手を突き放す。残り5分を切った時点で12点差とすると、同4分21秒からは石原愛子の3ポイントを皮切りにたたみかけ、この10分間を27-12とした。

 66-46の大量リードで迎えた第4クォーターは、終始10点以上の点差を保ったまま試合を進め、最終スコア83-61で試合終了。最終的に22点差をつけて圧勝したJX-ENEOSは、12日の準決勝で富士通 レッドウェーブと激突する。

【試合結果】
シャンソン化粧品 シャンソンVマジック 61-83 JX-ENEOSサンフラワーズ(@さいたまスーパーアリーナ)
シャンソン化粧品 |22|12|12|15|=61
JX-ENEOS |21|18|27|17|=83

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