1月10日、さいたまスーパーアリーナにて「第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」が行われ、三菱電機コアラーズと日立ハイテククーガーズが対戦した。
まず試合のペースを握ったのは三菱電機コアラーズ。開始1分14秒から王新朝喜が連続得点をマークし、開始1分52秒時点で6-2とした。対する日立も白鞘郁里や鶴見彩、北村悠貴が3ポイントシュートで反撃。この10分間で計4本の3ポイントシュートを沈め、11-14で第1クォーターを終えた。続く第2クォーター、三菱電機は徐々に点差を詰め、開始4分9秒の王のフリースローで17-17の同点に追いついた。直後に川井麻衣の“3点プレー”でリードを奪うと、その後はリードを保ち29-26で試合を折り返した。
後半でもロースコアな展開が続く。それでも、開始3分22秒の西岡里紗の得点を皮切りに渡邉亜弥も続き、8-0のランを作り上げ40-30と10点リードを奪った。40-32で迎えた最終クォーターは、日立のペースに。開始2分57秒に鈴木知佳に得点を許し、42-36とされると、松本咲、北村にも続かれ、同残り31秒の鈴木のフリースローで、42-42の同点とされた。
延長戦は、残り3分49秒に小菅由香がフリースローで先制するもその後は拮抗した試合展開が続く。46-48と2点を追う残り47秒に小菅が加点し、48-48の同点に追いつくと、残り23秒に渡邊がシュートを沈め、50-48と再逆転に成功。しかし、残り13秒に北村にレイアップを許し、50-50の同点に。それでも残り5秒に小菅がインサイドで得点し、最終スコア52-50でタイムアップ。三菱電機が延長戦を制した。
■試合結果
三菱電機コアラーズ 52-50 日立ハイテククーガーズ
三菱電機|11|18|11|2|10|=52
日 立 |14|12|6|10|8|=50