プレーオフ出場権争いを占う千葉ジェッツとサンロッカーズ渋谷とのガチンコ対決

千葉ジェッツvsサンロッカーズ渋谷(@千葉ポートアリーナ)
第1戦:1月29日19時5分

 前節ではレバンガ北海道に2連勝を挙げたサンロッカーズ渋谷。第1戦は、前半を終えて4点のリードだったが、後半にじりじりと引き離し、82―76で勝利。セバスチャン・サイズの20得点を皮切りに、チャールズ・ジャクソン広瀬健太山内盛久の3人が10得点。ガードのベンドラメ礼生も9得点6アシストとしっかりと役割を果たしての勝利となった。

 迎えた2戦目ではオフェンスが爆発。第1クォーターで16点差を付けると、その後も攻撃の手を緩めず、第3クォーターは、このクォーターだけで37得点と北海道を圧倒。結局、ライアン・ケリーが24得点、セバスチャン・サイズも20得点に関野剛平が19得点、ファイサンバの10得点と特別指定選手の盛實海翔も11得点を挙げた渋谷が107―70で大勝した。

 アウェイの地で快勝した渋谷。次なる相手は同じ東地区の千葉ジェッツと対戦する。

 千葉は、前節で中地区の最下位で苦しんでいる三遠ネオフェニックスとの2連戦に連勝。この試合は、特別指定選手として三遠の河村勇輝(福岡第一高校)に注目が集まり、その河村には2戦目では21点を献上。それでも試合を見れば司令塔の富樫勇樹を起点に、千葉は落ち着いたゲーム運びで、しっかりと勝ち星を重ねた。

 第19節を終えて互いに22勝10敗と同率の渋谷(東地区3位)と千葉(同地区4位)。各地区上位2チームに与えられるプレーオフ出場権を確保するためには絶対に負けられない戦いとなる。

 千葉はギャビン・エドワーズジョシュ・ダンカンがコンスタントに得点。コー・フリッピンもチームにフィットしてきており7連勝で1月は負け無しとなっている。

 一方の渋谷も1月は6勝1敗。「第95回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」での優勝を含めて好調を維持している。

 接戦が予想されるこの一戦は千葉のホームコート(千葉ポートアリーナ)にて開催。千葉は声援を力に変えられるか。逆に渋谷にとってはアウェイとなるが、総合力で山場の一戦を戦い抜きたいところだ。

■ロースター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
コー・フリッピン
田口成浩
晴山ケビン
大宮宏正
ニック・メイヨ
西村文男
大倉颯太※特別指定
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
原修太
小野龍猛

・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
セバスチャン・サイズ
ファイサンバ
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
杉浦佑成
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔※特別指定
田渡修人

モバイルバージョンを終了