4月7日、アルバルク東京はBリーグ2019-20シーズンの終了に際し、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチのコメントを発表した。
今シーズンのA東京は昨シーズンのファイナルMVPの馬場雄大がNBA挑戦のためチームから離脱、さらに先発ポイントガードの座を日本代表の安藤誓哉と競っていた小島元基が開幕早々ケガのために欠場を余儀なくされ、戦力の調整に苦心した。それでも強力なライバルが属する東地区を32勝9敗の成績で乗り切り、同地区の優勝を勝ち取った。
ルカHCは苦しい台所事情の中でも、チームのコンセプトを曲げることなく、リーグ2連覇を達成しているA東京の戦力を維持するなど、改めて手腕を発揮した。そのルカHCのコメントをお伝えしよう。
「日頃よりクラブの活動を支えてくださっているアルバルクファンの皆様、2019-20シーズンの応援ありがとうございました。残念ながら新型コロナウイルスの影響でシーズンは中止となりましたが、ファンの皆さんと共に素晴らしいシーズンを過ごせたと感じています。
数多くのケガ人と移籍選手もいた中、シーズン後半から合流した若い選手も含め選手全員が全ての力を出し切ってくれました。その中でも3人のベテラン、正中、菊地、竹内が力強くチームを引っ張り、一つ一つの勝利を積み重ね 3年連続リーグ上位の成績を残すことができました。FIBA Asia Champions Cup2019優勝、レギュラーシーズン東地区優勝を達成したことは、選手達は胸を張って良い結果だと思います。
タフなシーズンを戦い抜くことができたのはアルバルクファミリーの皆様の信頼とサポート、温かい声援があったからこそと、心から感謝いたします。バスケットボールゲームの情熱と共に来シーズン再開する瞬間を楽しみにしています」