4月7日、アルバルク東京はBリーグ2019ー20シーズンの終了に際し、正中岳城キャプテンのコメントを発表した。
今シーズンのA東京はBリーグ開幕直前に開催された「FIBA Asia Champions Cup2019」で日本のクラブとして初めてアジアの頂点に立った。さらにBリーグのレギュラーシーズンでは、全60試合のうち41試合を消化した時点でシーズン終了となったが、最終成績32勝9敗で東地区の優勝を果たすなど、リーグ連覇こそかなわなかったが好成績を残したと言っていいだろう。
それでも開幕後はケガ人が多く、戦力を整えることに大いに腐心。その中で正中キャプテンは時にはポイントガードの控えとしてプレーするなど、例年以上のチームをサポートして勝利に貢献した。コメントは以下のとおり。
「アルバルク東京を支えて下さる全ての皆様、今季もチームへの熱い応援をいただきまして本当にありがとうございました。いかなるときもチームを支えて下さる皆様に応えたいと常にチーム全員で前進するために取り組んでいけたと思っています。
リーグ戦中止によるシーズン終了となりましたが、開幕直後から厳しい局面を迎えながらも3連覇を目指して戦い抜くためにチーム力の最大化に向けてチャレンジできたこと、また、他チームがステップアップしている中で明確な危機意識を持ち、チームメイト同士で競い合ったことにより、これまでのシーズンを上回る勝率を残すことができたのではないかと思います。
シーズンの取り組みに対して達成感を得ることはできませんが、それでも改めて思うことは、困難を超えて、課題を克服していきながら、よりよいプレーをお見せするためにチーム全員でともにするプロセスこそがなによりも尊く、かけがえのないものであったと強く感じています。
今季の活動は終了してしまいますが、また皆様の前に自信を持って立ち、最高のプレーをお見せできる日に向かって少しずつ歩んでいければと思います。先行きの見通せない不安な毎日ではありますが、必要なことに怠りなく取り組んでいきながら、協力し合い、安全と健康に最大限に意識を向けて過ごしていきましょう。今後ともアルバルク東京をよろしくお願いいたします」