5月25日、千葉ジェッツは大野篤史ヘッドコーチとの契約継続を発表した。
大野HCはパナソニックトライアンズ、広島ドラゴンフライズでのアシスタントコーチを経て、Bリーグ初年度の2016-17シーズンに千葉の指揮官に就任。天皇杯の3連覇や、2018-19シーズンのリーグ最高勝率(52勝8敗)達成など結果を残してきた。2019-20シーズン開幕当初は勝ち星に恵まれなかったものの、1月には8戦全勝を記録するなど徐々に調子を取り戻し、最終的に東地区3位(28勝12敗)でシーズンを終えた。
大野HCは今回の発表に際して、クラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。
「B.LEAGUE2019-20シーズンも、選手達に多大なる後押しをしてくださりありがとうございました。2020-21 シーズンも指揮を取らせていただくことになりましたのでご報告いたします。昨シーズンは、序盤でなかなか勝ち星を挙げられずに苦しみましたが、選手達がひとつひとつ課題と向き合って修正してくれたことで、徐々に調子も上向いて結果がついてきました。その選手達のハードワークを支えてくれたのは、皆さまからの熱い声援に他なりません。本当に心から感謝しています。
しかし、少しずつ積み重ねた努力の成果をぶつける最後の舞台であるチャンピオンシップへの道は、新型コロナウイルスの影響で志半ばにして途絶えてしまいました。チームはもちろん、ずっと支えてくださった皆さまにとっても気持ちのやり場がない、大変悔しいシーズンになってしまったことと思います。
2020-21シーズンも、未だ確実に開幕が出来るか分からない状況ではありますが、私たちに出来ることは、ずっと大切にしてきた「アグレッシブなディフェンスから走る」というバスケットスタイルをさらに突き詰め、いつ開幕しても最高の試合をお届け出来るように準備をするだけです。 今季こそ、千葉ジェッツふなばしを取り巻くすべての皆さまと笑って終わるシーズンにしたい。そのために全力を尽くしてまいりますので、2020-21 シーズンも、どうぞ引き続き選手達への熱い声援をよろしくお願い致します」