7月3日、新潟アルビレックスは鵜澤潤の現役引退を発表した。
千葉県出身で現在39歳の鵜澤は、196センチ103キロのパワーフォワード。日本体育大学を卒業後、2004年にメルコドルフィンズ(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)でキャリアを始め、2017年に新潟へ移籍。加入3年目となる2019-20シーズンは、41試合に出場し114得点(平均2.8得点)、46リバウンド(同1.1リバウンド)をマークしていた。
16年のキャリアにピリオドを打つことを決めた鵜澤は、クラブ公式HPを通して以下のようにファンへのメッセージを綴った。
「2019-20シーズンを最後に引退をすることを決めました。
名古屋で13年、新潟で3年、まさかこんなに長い現役生活を送ることができるとは思いませんでした。
特に新潟ではキャリアの終盤としては最高の選手生活を送ることができ、2018-19シーズンではキャプテンとして中地区優勝を果たすことができました。最高のチームメートにも恵まれ、あの経験は僕にとって非常に大きな経験、財産となるシーズンになりました。
アオーレ長岡での地響きのようなブーストを受けながらコートに立てたことは、選手として本当に幸せでした。あの声援を受けることができなくなるのは寂しくなりますが、長年に渡り応援してくださったファン、ブースターの皆様、スポンサー様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。引き続き、新潟アルビレックスBBをよろしくお願いします!
今後については自分の長年の経験を活かしたい気持ちがあり、指導者の道へ進んで行きたいと思っています」