城宝匡史が4シーズンぶりに富山グラウジーズへ復帰…ユースチームテクニカルアドバイザーを兼任

富山グラウジーズへ復帰する城宝[写真]=B.LEAGUE

 富山グラウジーズは21日、城宝匡史との契約合意を発表した。ユースチームに所属する選手たちのスキル向上、パフォーマンス向上のために指導を行う「ユースチームテクニカルアドバイザー」を兼任する。

 北海道出身で現在38歳の同選手は、183センチ83キロのシューティングガード。大阪商業大学卒業後の2005年に大阪エヴェッサへ入団し、東京アパッチ、滋賀レイクスターズを経て2011年に富山へ加入。2016-17シーズンまで富山に在籍し、新潟アルビレックスBBへ移籍。2018年からライジングゼファー福岡に所属し、昨シーズンは47試合の出場で507得点(平均10.8得点)108アシスト(同2.3アシスト)を記録したが、シーズン終了後に自由交渉選手リストに公示されていた。

 2016-17シーズンぶりの復帰となる城宝は、クラブ公式HPで「自分のキャリアの中で1番長く在籍させてもらった富山にまた戻ることができてうれしいです。この移籍に関して尽力して頂いた方々に感謝します。今までの経験をすべて出して、チームを助けられるようにプレーしていきたいです。また富山の皆さんに会えることを楽しみにしています。バスケで富山を盛り上げていきましょう!」とメッセージを送っている。

 また、ユースチームテクニカルアドバイザー就任に際して「プロ入りしてから個人的に各地でクリニックなどをしてきました。子どもたちにプロの技術や考え方を伝えたかったからです。今回、そのような自分の考え方とグラウジーズの育成についての考え方が合致して、テクニカルアドバイザーとして就任することになりました。自分は特別な才能があるわけでもないのに、この歳までプロでやってこられたのには理由があります。現役プロ選手として、子どもたちの競技力向上の手助けをしたいと思っています」とコメントした。

 

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