8月3日、滋賀レイクスターズはジョーダン・ハミルトンとの契約合意を発表した。背番号は「5」に決定している。
アメリカ出身で現在29歳のハミルトンは、201センチ103キロのフォワード。テキサス大学で2年間プレーしたのち、2011年のNBAドラフトにて1巡目26位でダラス・マーベリックスに指名を受ける。直後のトレードによりデンバー・ナゲッツでプロキャリアをスタートさせ、ヒューストン・ロケッツやロサンゼルス・クリッパーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズなどに在籍し、NBA通算151試合に出場した。
NBAを離れてからはベネズエラやトルコ、プエルトリコ、イタリアなどの国を渡り歩き、2019-20シーズンはドミニカ共和国とイスラエルのクラブでプレーしていた。なお、2009年から2シーズンにわたって滋賀に所属していたゲイリー・ハミルトンは実兄である。
今回の発表に際し、ハミルトンは「素晴らしい国、素晴らしいクラブでプレーするこの機会をいただいたことに心から感謝しています。 まず、滋賀にプレーをする機会を下さったデニスコーチ、球団関係者の方に感謝したいと思います。また、チームメートと共に戦えることを楽しみにしています」とコメント。ショーン・デニスヘッドコーチも以下のようなコメントで期待を表している。
「素晴らしい能力を持ったジョーダン選手とサインでき、とてもワクワクしています。彼は、素晴らしい経歴の持ち主でもあり、NBAでの経験も含め、チームに必要な要素をもたらしてくれることを期待しています。
ジョーダン選手はウィングポジションもプレイできる多才なフォワードプレーヤーです。幅広いシュートレンジに加え、アタック、クリエイティブもできるオールラウンダーでもあり、相手DFに大きくプレッシャーを与える事でしょう。
また、これは私自身にとって重要な部分ですが、若いチームであるからこそ、彼の能力に加えて彼からのリーダーシップにも期待をしております」