9月10日、秋田ノーザンハピネッツはマイク・ベルと双方合意の上、選手契約を解除し、岩手ビックブルズ所属のエリック・ニッセンを期限付き移籍で獲得したことを発表した。
ベルは8月に「外国籍選手追加契約ルール」によって期限付きで選手契約を締結していたが、家族の事情により日本を離れなければならなくなり、本人からの契約解除の申し出をチームが受け入れる形となった。
今回、同じく期限付き移籍で加入が決まったカナダ出身のエリック・ニッセンは、現在25歳で206センチ100キロのパワーフォワード。アケイディア大学からスペインでキャリアをスタートさせ、2019−20シーズンから岩手ビックブルズに所属している。昨シーズンは40試合に出場し、一試合平均13.1得点9.9リバウンド1.3ブロックをマークした。
今回の発表に際し、ニッセンはクラブ公式HPを通して「秋田でプレーする機会をいただき、感謝すると同時にとても楽しみにしています!リーグ開幕に向けてチームがさらに強くなっていくために、その一員として毎日一生懸命頑張ります。チームに合流するのが待ち遠しいです!」とコメントしている。
また、クラブは今回の事態に以下のようにコメントしている。
「2020-21シーズン契約合意をしているハビエル・カーター選手とアレックス・デイビス選手の入国の目途がまだ立っておらず、さらにマイク・ベル選手も家族の事情により契約解除となった今、10月の開幕を控え、チームとしてはローテーションのやり繰りが厳しい状況となっています。そんな中、期限付き移籍で岩手ビックブルズに所属しているエリック・ニッセン選手が加入してくれることになりました。今回このような契約を受け入れてくれたニッセン選手および岩手ビックブルズに感謝申し上げます」
なお、今回のエリック・ニッセンの移籍期間は10月12日までの契約となる。