10月16日、B1リーグ第3節が行われ、川崎ブレイブサンダースがホームで広島ドラゴンフライズと対戦した。
試合は序盤から川崎が試合を支配し、タイトな守備で相手の得点を許さず、瞬く間に2ケタのリードを手にする。一方の広島も田渡凌の3点プレーやトーマス・ケネディの3ポイントで点差を詰めるも、シュートを1本も落とすことなくスコアを伸ばすニック・ファジーカスの存在もあり、川崎が29-18とリードして第1クォーターを終えた。ファジーカスは最初の10分間だけで、4本の3ポイントを含む16得点を挙げた。
第2クォーターは互いにロースコアの展開となる中、川崎はジョーダン・ヒースがブロックやリバウンドで存在感を発揮。しかし、田中成也らが得点を重ねた広島に点差を1点詰められて、41-31と10点リードで後半へ。
後半に入ると再び川崎が主導権を握ることに。広島の得点を15点に抑えつつ、辻直人が2本の3ポイントを含む15得点、パブロ・アギラールが10得点を挙げ、チームとしては35得点を第3クォーターに積み上げることに成功する。
76-46で迎えた最後の10分間も、増田啓介や熊谷尚也らの得点で川崎は広島に点差を詰めることを許さず。終わってみれば99-64とさらに点差を広げて、川崎が4連勝を果たした。川崎はファジーカスが20得点、辻が17得点を記録し、アギラールが16得点15リバウンドでダブルダブルを達成。広島はジャマリ・トレイラーが14得点、ケネディが13得点、アイザイア・マーフィーが10得点を挙げるも、大敗を喫することとなった。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 99-64 広島ドラゴンフライズ(@川崎市とどろきアリーナ)
川崎|29|12|35|23|=99
広島|18|13|15|18|=64