12月18日、三遠ネオフェニックスは津屋一球(つや・かずま)が2020-21シーズンの特別指定選手として加入することを発表した。
青森県出身で現在22歳の津屋は、190センチ90キロのシューティングガード。東海大学の4年生である同選手は、先日開催された第72回全日本大学バスケットボール選手権(インカレバスケ2020)で、キャプテンとして同大学を2年ぶり6回目の優勝に導いた。また、日本代表としてFIBAアジアU18男子バスケットボール選手権大会への出場なども経験しており、2018年には聴覚に障害を持つ選手によって行われる、第3回U21デフバスケットボール世界選手権で日本を準優勝に導き、大会得点王、大会MVPにも選ばれている。
同選手は今回の発表に際し「今回初めてのBリーグですが、三遠ネオフェニックスでプレーできることを光栄に思います。今年はコロナ禍で色々と規制が多い中、試合を見に来てくださる方々や映像で見てくださる方々、特に自分と同じ障害を持っている方に元気や勇気を与えられるようなプレーをしていきます。早くチームに馴染んで勝利に貢献していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。
なお、すでにチームには合流しており、リーグ戦第14節よりチームに帯同するとのこと。