川崎ブレイブサンダースに所属するニック・ファジーカスが、2月3日に川崎市とどろきアリーナで行われたB1リーグ第23節の千葉ジェッツ戦で、史上2人目となるB1個人通算6000得点を達成した。
千葉との一戦は比較的ロースコアの立ち上がりとなり、川崎が前半で記録した29得点のうちファジーカスは13得点をマーク。この時点で6000得点まで残り9点としたファジーカスは、第3クォーターにも8得点を挙げて大記録到達まで残り1点とする。
そして迎えた第4クォーター開始31秒、千葉の西村文男からファウルを受けたファジーカスは、与えられたフリースローの1本目を沈め、節目となるB1個人通算6000得点を達成した。最終的にゲームハイとなる27得点をマークしたファジーカス、67-77で試合には敗れてしまったものの、点取り屋としての変わらぬ存在感を見せつけた。
ファジーカスは今回の記録達成に際して、以下のようにコメントしている。
「川崎に来ることができて、チームも自分のスタイルに合わせたチーム作りをしてくれて、自分がそれにフィットできたおかげで達成できた記録だと思っています。6000得点を達成したことについて特に強い想いはないですが、現役を終えてキャリアを振り返った時に、思い返す一つとなればいいと思っています」