ワシントン・ウィザーズがメッセージを発信「3.11を私たちは忘れない」

キャピタル・ワン・アリーナのバーチャルシートにメッセージを添えて設置された [写真提供]=ワシントン・ウィザーズ

 3月5日(現地時間4日)、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズのホームアリーナ、キャピタル・ワン・アリーナでは、ウィザーズとロサンゼルス・クリッパーズとの一戦が行われた。その際、被災地4クラブ(岩手、仙台、福島、茨城)のマスコットと「DON’T FORGET 3.11」というメッセージパネルが設置された。その模様はウィザーズの日本語公式ツイッターやインスタグラムでも配信されたので、ご存知の方も多いことだろう。

 これはBリーグが進める活動、「B.Hope HANDS UP! PROJECT supported by 日本郵便」の一環として行われたもの。B.Hope活動はBリーグ創設と同時にスタートし、復興支援などを行ってきた。今年は東日本大震災から10年目の節目を迎えるにあたり、改めて、震災を忘れない、震災の教訓をどう活かしていけばいいのかを考え、アクションするために「B.Hope HANDS UP! PROJECT supported by 日本郵便」を行っている。

 Bリーグでは、海外に向けても"震災を風化させない"というメッセージを発信するための取り組みを展開。今回、それに賛同したウィザーズが被災地4クラブのマスコットをバーチャルシートに配置し、その模様をSNSで世界中に発信。

 そして、ウィザーズのツイッターには以下のメッセージが寄せられた。

「もうすぐ東日本大震災から10年。昨日の試合ではキャピタル ワン アリーナに宮城、福島、茨城、岩手の4チームのBリーグマスコットが観戦してくれました。3.11を私たちは忘れない」

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