広島ドラゴンフライズ、大麻取締法違反で逮捕されたジャマリ・トレイラーとの契約解除を発表

広島が大麻取締法違反で逮捕されたトレイラーと契約解除[写真]=B.LEAGUE

 広島ドラゴンフライズは8日、ジャマリ・トレイラーが大麻取締法違反で広島県警に逮捕されたことを受け、契約を解除したと発表した。

 アメリカ出身で現在28歳の同選手は、203センチ104キロのパワーフォワード兼センター。カンザス州立大学からオーストリア、ギリシャのクラブを経て2018年に広島へ入団。今シーズンは24試合の先発を含む29試合に出場し、373得点(平均12.9得点)196リバウンド(同6.8リバウンド)をマークしていたが、2月25日に左膝蓋軟骨損傷、左大腿骨滑車部骨軟骨骨折、左膝関節内遊離体(左大腿骨滑車部からの剥離)と診断されたため、チームから離脱していた。

 広島の浦伸嘉代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーは「最初に、弊クラブ所属の選手からこのような社会的な規範から逸脱する事案を発生させてしまいましたこと、そしてそれにより広島ドラゴンフライズのファンの皆様、スポンサー、地元自治体行政の皆様など多くの関係者に対して、多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。本事案に対して私自身も管理監督責任を重く受け止め、再発防止に徹底的に努める覚悟でございます。今後追って、再発防止策および、クラブ管理責任者として処分内容を改めて発表させていただきます。 また、今回の件に関しまして、プライバシー保護の観点や、本事案の捜査妨害になることを防ぐため、クラブとしての発表がこのタイミングになりましたことを、重ねてお詫び申し上げます」とコメントしている。

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