3月17日、各地でB1リーグ第23節が行われ、大阪エヴェッサは三遠ネオフェニックスと激突した。
3連勝で順位を西地区3位まで上げた大阪。この勢いを試合に持ち込みたいところだったが、序盤にパスミスを連発。相手に先行を許す苦しい展開に。ギャレット・スタツやディージェイ・ニュービルが反撃するが、第1クォーター終了間際に得点を決められ、15-19とリードを許して終了。巻き返したい第2クォーター、残り8分20秒にジョシュ・ハレルソンが3ポイントシュートを沈めて逆転に成功。その後競った展開が続き、終盤に1点差となるが高島紳司が3ポイントを決め、38-34とわずかにリードして試合を折り返す。
リードして迎えた第3クォーターは大阪が主導権を握る。ニュービルやハレルソンの3ポイントシュートでじりじりと点差を広げると、ファウルで得たフリースローを沈め、このクォーターだけで32得点を挙げる。70-59と点差を広げて最終クォーターへ突入するが、シュート精度に苦しみ、なかなか得点を挙げられない展開に。その間に三遠に追い上げを許し、試合残り4分4秒で80-76と4点差まで詰め寄られてしまう。窮地に立たされたが、ニュービルがチームをすくう3ポイントシュートを2連続で成功。息を吹き返した大阪は、追いすがる相手を振り切って98-91で勝利した。
大阪はニュービルがBリーグキャリアハイに並ぶ34得点、アイラ・ブラウンが27得点をマーク。三遠はステヴァン・イェロヴァツが25得点、カイル・ハントが24得点を挙げるが、一歩及ばなかった。
■試合結果
大阪エヴェッサ 98-91 三遠ネオフェニックス
大阪|15|23|32|28|=98
三遠|19|15|25|32|=91