■島根スサノオマジックvs信州ブレイブウォリアーズ（@松江市総合体育館）
第1戦：3月20日13時5分 第2戦：3月21日13時5分
西地区5位の島根スサノオマジックが同7位の信州ブレイブウォリアーズをホームで迎え撃つ。互いに連敗が続いているため、悪い流れを止めたいところ。
島根はバイウィーク明けの前節、シーホース三河に48点差の大敗を喫して3連敗。前々節の宇都宮ブレックス戦まではディフェンスからトランジションオフェンスを機能させる戦い方を見出しつつあったが、その起点となるディフェンスリバウンドを19本しか取れず、課題のターンオーバーは17を数えた。北川弘やデモン・ブルックスが復帰したものの、改めて意識するべきところを浮き彫りにした一戦となった。
一方、信州も前節三河に敗れて4連敗。これで、敗れた試合はすべて1ケタ点差でゲームを落としたことになる。いずれも3クォーターを終えてリードが1試合、1点ビハインドが3試合と勝機は十分にあったが、最後の10分で相手のオフェンスを食い止めることができなかった。この期間、4クォーターに限れば平均20.3得点に対して、25.5失点。強みの3ポイントシュートを生かすためにも、改めてラストが踏ん張りどころだ。
両チームの対戦は、ともにB2で戦った2018－2019シーズン以来となる。島根は今節、原点に立ち返ってリバウンドを抑え、素早い攻撃を繰り出せるか。また、相手の3ポイントシュートに対しても、前節14本を被弾した教訓を生かしたい。対する信州は、終盤の試合運びが連敗ストップの鍵を握る。前節、西山達哉の欠場をカバーし、今節が古巣戦となる山本エドワードのプレーに注目だ。
文=大橋裕之
■ロスター
・島根（ヘッドコーチ代行：河合竜児）
後藤翔平
橋本尚明
山下泰弘
北川弘
ペリン・ビュフォード
リード・トラビス
阿部諒
杉浦佑成
白濱僚祐
小阪彰久
デモン・ブルックス
ウィリアムスニカ
神里和
・信州（ヘッドコーチ：勝久マイケル）
山本エドワード
井上裕介
西山達哉
栗原ルイス
武井弘明
佐藤託矢
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
ヤンジェミン
三ツ井利也
小野龍猛
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー