■宇都宮ブレックスvs横浜ビー・コルセアーズ（@ブレックスアリーナ宇都宮）
第1戦：3月20日15時5分 第2戦：3月21日15時5分
「第96回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」で惜しくも決勝戦で敗れ、今シーズン1つ目のタイトルを逃した宇都宮ブレックス。この敗戦を糧に、今後は東地区優勝、そしてその先のリーグ優勝に焦点を当てた戦いに臨む。レギュラーシーズン再開後の第27節は、ホームで横浜ビー・コルセアーズとの今シーズン初対戦だ。
天皇杯前のリーグ戦では、敵地で島根スサノオマジックと対戦した宇都宮。2試合ともに第3クォーターまでリードを許す展開となったが、最終クォーターで意地を見せて試合をひっくり返し、2連勝を収めた。また、天皇杯決勝では比江島慎がチームトップの12得点を記録し復調をアピール。リーグ制覇へ欠かせない存在が、終盤戦へ向け本領発揮となるか。チームは島根戦の2戦合計で50分の11、天皇杯ファイナルラウンドの2試合では42分の11と、3ポイントシュートの成功率が上がっていない。横浜戦ではアウトサイドからも得点を伸ばし優位に立ちたいところだ。
横浜は前節、琉球ゴールデンキングスと対戦。しかし、アキ・チェンバースに加え、レジナルド・ベクトンもコンディション不良でエントリー外となったほか、生原秀将も不出場となり敵地で連敗を喫した。
第1戦は64－92で完敗し、第2戦は72−84と競り合ったが、2戦を通じてフリースロー確率が6割を切って精彩を欠いた印象だ。今節は前回欠場した選手が何名復帰できるかもポイントになるが、宇都宮の牙城を崩すには獲得したチャンスを確実にモノにしなければならない。
文=小沼克年
■ロスター
・宇都宮（ヘッドコーチ：安齋竜三）
田臥勇太
ジェフ・ギブス
LJ・ピーク
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀 ※特別指定
渡邉裕規
鵤誠司
ライアン・ロシター
喜多川修平
ジョシュ・スコット
星川堅信 ※特別指定
・横浜（ヘッドコーチ：カイル・ミリング）
パトリック・アウダ
ケドリック・ストックマン・ジュニア
ロバート・カーター
レジナルド・ベクトン
森川正明
アキ・チェンバース
森井健太
秋山皓太
竹田謙
須藤昂矢
エドワード・モリス
生原秀将
小原翼