3月24日、各地でBリーグ第28節が行われ、広島ドラゴンフライズが本拠地でシーホース三河と対戦した。
3月にチームへ加わったチリジ・ネパウェが初先発を飾った広島。立ち上がりにそのネパウェの得点や朝山正悟の3ポイントシュートなどが決まって10連続ポイントを奪うが、三河にじりじりと点差を詰め寄られ、25-23とわずかにリードして第1クォーターを終える。続く第2クォーターは打ち合いの様相を呈し、中盤に逆転を許すも残り1分32秒に朝山が3ポイントシュートを沈めて再逆転。44-41で試合を折り返す。
広島がリードを保って迎えた第3クォーター、一時点差を6点まで広げることに成功するが、すぐに追いつかれ、残り1分19秒には62-67とリードされてしまう。それでもネパウェ、トーマス・ケネディが踏ん張りを見せて67-67で最終クォーターへ突入する。同点で入った最後の10分間はまさしく一進一退の攻防に。両チームとも得点を重ね、試合残り1分4秒で89-89とタイスコアに。その後互いにシュートがリングに嫌われる中、残り12秒でケネディがファウルで得たフリースローを2本沈め、91-89とリード。終了間際に相手が2度シュートを打つが、どちらも外れてそのまま試合終了。広島が昨年の10月25日ぶりにホームで勝利を飾った。
広島はケネディが33得点で今シーズン最多得点をマーク。朝山が17点、グレゴリー・エチェニケが15得点で続いた。敗れた三河は、ダバンテ・ガードナーが31得点を挙げ、そのほか3選手が2ケタ得点をマークしたが、あと一歩及ばなかった。
■試合結果
広島ドラゴンフライズ 91-89 シーホース三河(@広島サンプラザホール)
広島|25|19|23|24|=91
三河|23|18|26|22|=89