4月14日、B1リーグ第33節が行われ、富山グラウジーズがアウェーで秋田ノーザンハピネッツと対戦した。
富山はチャンピオンシップ進出へもう後がない秋田相手に、試合開始直後からアレックス・デイビス、大浦颯太、ハビエル・カーターと連続で得点を奪われる。しかし、わずか19秒の間にジュリアン・マブンガがバスケットボールカウント、3ポイントシュートで6得点を挙げて反撃。その後は拮抗した展開が続き、19-20で第1クォーターを終える。
続く第2クォーターは序盤に松脇圭志の連続5得点でリードを得る。秋田のデイビスにインサイドプレーで得点を重ねられるも、マブンガやジョシュア・スミスが着実に得点していき、残り2分で点差を13点に広げることに成功。残り1分を切ったところで長谷川暢、カーターに得点を許すも、47-40で試合を折り返す。
後半に入ってもマブンガや前田悟、宇都直輝が立て続けに得点を重ね、さらにリードを広げていく。終盤、秋田の中山拓哉に連続でジャンパーを決められるも、マブンガや橋本晃佑が得点し、73-65で最終クォーターへ。
第4クォーターは、開始直後に秋田のデイビスや細谷に連続得点を許し瞬く間に3点差まで詰め寄られてしまう。残り5分半に同点にされると、その後はお互い一歩も譲らない展開となり、90-90の同点で10分が経過。勝敗は延長戦へと持ち越されることに。
運命の5分間、マブンガがフリースローを確実に沈め一歩リード。残り2分で秋田の古川に3ポイントシュートを決められ、1点差となるが、直後にマブンガがバスケットボールカウントで101-97とリードを4点にする。さらに、残り32秒には岡田侑大の3ポイントなどで突き放し、最終スコア108-101でタイムアップ。富山が秋田との大接戦を制して白星を挙げた。
富山はマブンガが46得点8アシストでチームハイ、前田が12得点、宇都が11得点6アシスト、岡田が10得点4アシストをマーク。対する秋田はデイビスが23得点、カーターが20得点10リバウンド6アシスト、細谷将司が14得点を記録するもあと一歩及ばなかった。
■試合結果
秋田ノーザンハピネッツ 84-93 富山グラウジーズ(@CANアリーナ☆あきた)
秋田|20|20|25|25|11|=101
富山|19|28|26|17|18|=108