川崎ブレイブサンダースは7日、前田悟と2021−22シーズンの選手契約が基本合意に達したと発表した。
山形県出身で現在24歳の同選手は、190センチ87キロのスモールフォワード。2018年に青山学院大学から特別指定選手として富山へ加入し、昨シーズンは新人王を受賞した。今シーズンは出場した60試合すべてで先発出場し、566得点(平均9.4得点)58アシスト(同1.0アシスト)をマーク。得意の3ポイントシュートは39.6パーセントと高確率で沈めたが、先日自由交渉選手リストへ公示されていた。
前田は入団にあたり、川崎の公式HPで「自分の持ち味であるシュート力を活かし、とどろきアリーナで、サンダースファミリーの皆さまの前で活躍した姿をお見せできるよう、そして天皇杯二連覇、Bリーグ制覇を達成できるよう、謙虚にひたむきに頑張っていきたいと思います」とコメント。
また、富山の公式HPで「支えてくださったチームスタッフの皆様、関係者の皆様、どんな時も熱い応援をしてくださったブースターの皆様、富山グラウジーズを、前田悟を応援してくださりありがとうございました」と感謝の意を述べている。