秋田ノーザンハピネッツは25日、前田顕蔵ヘッドコーチとの契約継続を発表した。今回の契約は2023−24シーズンまでの3年契約になるという。
大阪府出身で現在38歳の同氏は、2008年に高松ファイブアローズ(現香川ファイブアローズ)のアシスタントコーチに就任し、2011年からヘッドコーチに昇格。2015年から秋田のACを務め、2019年から指揮官に就いた。今シーズンは28勝31敗で東地区7位という成績を残した。
前田HCは発表にあたり、クラブ公式HPで以下のとおりコメントしている。
「改めまして、コロナ禍の大変な状況の中、2020-21シーズンの応援ありがとうございました。そしてここから3シーズン、ヘッドコーチをさせていただくこととなりました。私はクラブももちろんですが、秋田という土地と人が大好きです。秋田で優勝する。この思いしかありません。契約延長の話を頂いた時は感謝の気持ちと、秋田でまだ挑戦できるという喜びが大きかったです。常に自分に目を向けてまず自分が成長して、そしてチームを強くします。
まだまだ上位チームとの差が埋められなかった昨シーズンでしたが、毎シーズン優勝を目指します。上しか見ません。継続したチーム作りとカルチャーを構築する中で成長し、躍進するシーズンにしたいと思っています。“ハッピーとワクワクを”。この苦しいコロナ禍ですが、少しでもこの感情を秋田ノーザンハピネッツのプレーを見て感じてもらえればと思います。
最後になりますが、昨シーズンプレーしてくれた野本建吾選手、細谷将司選手、ハビエル・カーター選手、そして前田健滋朗ACに山陰智司ATのスタッフ陣、本当にありがとうございました。彼ら抜きにチームの成長はありませんでした。引き続き彼らの応援もよろしくお願いします! では新生秋田ノーザンハピネッツで来シーズン皆さんに会えること、そして一緒に闘えることを楽しみにしています!」