群馬クレインサンダーズは28日、オンドレイ・バルヴィンと2021−22シーズンの契約が基本合意に達したと発表した。
チェコ出身で現在28歳の同選手は、217センチ110キロのセンター。2009年にチェコでプロデビューし、その後ドイツやスペインのクラブを渡り歩いた。今シーズンはスペインリーグのビルバオバスケットに所属し、26試合の出場で平均11.5得点8.6リバウンドをマーク。リーグのリバウンド王を獲得した。また、チェコ代表としても活躍しており、2019年に中国で行われたFIBAワールドカップに出場したほか、東京オリンピックの最終予選に臨む代表チームにも選出されている。
バルヴィンは入団にあたり、「みなさんとコートでお会いできることを楽しみにしていますし、今シーズンも素晴らしいシーズンを過ごせると信じています。もちろんコート上では100%の力をチームのために出し切ります」とコメント。
また、同クラブは「オフェンスではピック&ロールから豪快なダンク、アリウープを得意とし、またフックシュートやフローターシュートも高確率で決めることができ、相手のディフェンスを大いに脅かすでしょう」と同選手のプレースタイルを紹介している。