川村卓也がシーホース三河を退団「ウィングアリーナの雰囲気が本当に大好きでした」

三河からの退団が決まった川村[写真]=B.LEAGUE

 シーホース三河は30日、川村卓也との契約が満了し、退団すると発表した。

 岩手県出身で現在35歳の川村は、193センチ90キロのシューティングガード。リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)や横浜ビー・コルセアーズなどを経て2019年に三河へ移籍し、在籍2年目の今シーズンは51試合の出場で370得点(平均7.3得点)128アシスト(同2.5アシスト)をマーク。得意の3ポイントシュートは45.3パーセントと高確率で沈めたが、シーズン終了後に自由交渉選手リストへ公示されていた。

 川村は退団にあたり、クラブ公式HPで長文のコメントを寄せている。

「この度、シーホース三河を退団することになりました。2シーズンという短い時間ではありましたが、常勝軍団と呼ばれたチームで、素晴らしい才能を持った選手たちに囲まれてプレー出来る日々はとても濃い刺激のある毎日でした。苦しい時期を経験したことでチームの絆がより大きく、強くなっていったと感じます。

 個人的にも、一人の人間として、プロバスケットボールプレーヤーとしてステップアップさせてもらえたと思っています。シーホースブースターの熱い青援にも何度も奮い立たされました。皆さんの熱い気持ちとたくさんの笑顔に何度も救われました。どんな時でもアリーナに足を運んでくれる皆さんのその気持ちが自分の大きな活力となっていました。今までも何度か言っていますが今でも強く思います。

 皆さんが創り出してくれるウィングアリーナの雰囲気が本当に大好きでした。この2シーズン、シーホースに関わってくれたすべての皆さんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。Love SeaHorses Family.」

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