西宮ストークスは12日、アレクサンダー・ルオフとの契約解除を発表した。
アメリカ出身で現在34歳の同選手は、198センチ98キロのシューティングガード兼スモールフォワード。2009年にウェストバージニア大学を卒業後、ベルギーでプロキャリアをスタートさせ、ドイツやスペインなどでプレーしたのち今シーズン開幕前に西宮へ加入。6試合の先発を含む20試合に出場し、123得点(平均6.2得点)87アシスト(同4.4アシスト)を記録していた。
ルオフは退団に際し「ドイツでプレーする機会を追い求めることでストークスを離れることになり、とても残念に思います。今回の判断が、チームにとっても自分自身にとってもベストであると信じています。チームとともに過ごした期間、信じられないくらい素晴らしい経験をさせてもらいました。感謝しきれないほどの、一生の宝物です。コートでみなさんの代表としてプレーできたことを誇りに思います。ありがとうございます!Go Storks!!!」とコメント。
同クラブの渡瀬吾郎代表取締役は「ルオフ選手へキャリアの多くを過ごしたドイツのクラブよりオファーがあり、クラブ、関係者と協議を続けてきました。その結果、本人の残りのキャリアを鑑みて、慣れ親しんだドイツのリーグでプレーを続けたいという本人の意思を尊重し、契約解除となりました」と契約解除に至ったいきさつを説明した。