6月22日、都内で「UA BASKETBALL TOUR 2019 TOKYO」が開催され、2年連続3度目の来日を果たしたステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)に加え三谷桂司朗(広島皆実高校3年)、富永啓生らが参加した。
同イベント終了後、囲み取材に応じた三谷は、1歳年上でアメリカのレンジャー短期大学へ進学する富永について「がんばっている姿を見て自分も刺激をもらって、努力しないと上には行けないなと感じます」とコメント。言わずと知れたNBAのスター選手、カリーについては「自分はチームで3番、4番やっているんですけど、カリー選手は自分とほぼ同じ身長でポイントカードです。NBAのレベルの高さを痛感しました」と、同日に行ったワークアウトからいい刺激を得たようだ。
また、7月28日から行われる「全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」についても言及。県予選の決勝戦では、前半終了時で34-47と13点のビハインドを追う苦しい展開ながらも、最終スコア78-73と逆転して全国大会への切符を手にした。これについて三谷は「決勝も第3クォーターまで負けてて、なんとか勝って出場を決めれた。嬉しいですけど、自分が1年生の時の3年生の記録を超えるベスト4を目標にやっているので……」と、複雑な様子で振り返った。
今年から副キャプテンを任されている三谷は、チームの現状について問われると「まだまだですね。3年生もこの時期にまだムラがあるので、自分もキャプテンと一緒にチームのムラをなくすように、プラスな声掛けだったりを積極的にやっていきたいと思います」と述べた。
「自分がインターハイに出たことがあるのは、1年生の時だけなので。2年生の時は代表活動を優先させていただいたので出れてなかったので、今年はラストイヤーということで、1年生と時とは違った成長した姿を、インターハイで見せたいなと思います。初戦からしっかり準備をしていきたいです」
1年次からスターターを担っている三谷。2年次はチームはインターハイへ出場したものの、三谷自身は代表活動のため出場ができなかった。個人としては、2年ぶりとなるインターハイ。着実に力をつけてきた広島皆実のエースに期待したい。