2019.04.28

2019年の男子注目選手(7)三谷桂司朗(広島皆実)「『2年前を超えたい』と意気込む将来有望株」 

アンダーカテゴリーの日本代表にも名を連ねる三谷[写真]=田島早苗
取材歴15年目でミニバス、中学、高校、大学、トップリーグに日本代表と様々なカテゴリーをカバー。現場の“熱”を伝えるべく活動中。

4月から新学期がスタートし、高校バスケ界では各チームにルーキーたちが加入。昨年の1、2年生も学年が1つ上がり、ここから本格的なチームづくりを図っていく。今回、バスケットボールキングでは2019年に注目すべき選手を独自にピックアップした。

■男子注目選手(7)三谷桂司朗(3年/広島皆実高校/広島県) 

 1年次からスターターを担っている三谷柱司朗は、2年前にはインターハイとウインターカップでベスト8入りを経験。2年生となった昨夏も日本代表として「FIBA U18アジア選手権大会2018」に出場するなど、着実にトッププレーヤーとしての階段を歩んできた。

 そして、最上級生となった今年は副キャプテンを務め、あらゆる面で重責を負う立場に。プレーでも、「1年生の頃はインサイドだったのですが、新チームになってからは外周りもやるようになりました」と言うように、インサイドプレーに専念していたそれまでとは異なり、アウトサイドからのドライブや外角シュートなど、本格的にオールラウンダーになるべく取り組んでいる。だが、これには「最初は少し難しかったのですが、重点的に練習をして、攻め方が分かるようになってからは楽しいです」と手応えも感じている様子。「シュートは1年生の頃から得意でしたが、相手を引き付けてからドライブでレイアップシュートにいくプレーは、決まると自分としても気持ちが高ぶります」とコメントも頼もしい。

「熱くなりすぎると逆に自分勝手になるところがあるので、任せるところはチームに任せて、大事な場面でボールが回ったら自分が決めるというのが理想です」と語る三谷。チーム目標は全国ベスト8となった1年次のチームを超えること。「簡単に超えるなんて言えることではないのは分かっています。あの時のチーム力は、自分たちが今、3年生になってから本当にすごいことだったんだと実感しているので。でも、学年問わず日々の練習からしっかりコミュニケーションを取って、今後もチーム力を高めていきたいです」と、最後は高校ラストイヤーへの意気込みを語った。

写真・文=田島早苗

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