2019.12.24
7月28日から8月2日にかけて鹿児島県で行われる「令和元年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」。バスケットボールキングでは、“令和初”の高校チャンピオンを決する夏の全国大会を前に、今大会で見るべき注目選手をピックアップした。
■男子注目選手(2)三谷桂司朗(3年/広島皆実高校/広島県)
全国屈指のオールラウンダーといえば、広島皆実高校(広島県)の三谷桂司朗が挙げられる。1年生の頃からスターターを担い、1年次にはインターハイ、ウインターカップともにベスト8を経験。昨年は「FIBA U18アジア選手権大会2018」の日本代表メンバーに選出され、国際大会のステージに立った。
190センチを超える体躯を活かしたダイナミックなプレーにしなやかさも兼ね備える三谷。年々プレーの幅も広がってきており、最上級生として迎える今年のインターハイはさらなる飛躍の場になるだろう。特に三谷個人としても、昨年はU18アジア選手権とインターハイが同時期だったたことにより、夏の全国大会は2年ぶり。「1年生の時とは違った成長した姿をインターハイで見せたいです」と、意気込んでいる。
NBAで今季のシーズンMVPを獲得したヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が好きで、「さすがにマネはできないですが、プレーを見てモチベーションを上げています」と三谷。
今年のインターハイでは三谷へのマークも厳しくなるのは必至だが、苦しい状況でもアデトクンボのように相手を蹴散らすような強いプレーを見せたいところ。2年前のベスト8を超える、ベスト4入りがチームの目標。それを達成するには三谷の奮起なくして語れない。
写真・文=田島早苗
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インターハイ2019 特設ページ
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