日本代表の長谷川健志HC、初招集選手には「ベテランを追い抜く気持ちで挑んでほしい」

日本代表を指揮する長谷川健志ヘッドコーチ(写真は今年6月のもの)

 11月8日、平成28年度バスケットボール男子日本代表チームの第8次強化合宿が開始した。

 2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップ、2020年東京オリンピック出場を目指す日本代表。今回の合宿を「来年からホーム&アウェイで行われるW杯アジア予選へ向けたシミュレーション」と位置づけた。

 安藤誓哉秋田ノーザンハピネッツ)、中東泰斗笹山貴哉(ともに名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)といった初選出の若手を始め、Bリーグで活躍している辻直人篠山竜青(ともに川崎ブレイブサンダース)らがメンバーに名を連ねている。

 その中で、長谷川健志HCは、日本バスケットボール協会(JBA)の公式Facebookを通して「ビッグマンは、竹内公輔選手、竹内譲次選手、太田敦也選手たちに絡む選手たち。初選出の選手たちは、ベテランを追い抜く気持ちで挑んでほしい」と世代交代を促した。

 さらに、「代表経験の多いベテラン選手たちは、1、2日でも理解力は高いです。でも、若い選手がこうして集まって理解できるかどうかも試している」と選考の意図を明かし、「短い期間の中でチームのコンセプトを理解し、自分の良い部分をしっかり出せるようにしなければなりません。しかし今日の練習では、非常に理解度が高かったです」とコメントした。

 なお、台湾に出発した日本代表は、10日にSBLの台湾ビール、11日に台湾銀行と対戦する。

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