日本代表候補に比江島慎や富樫勇樹らが選出、12名に絞られ東アジア選手権に挑む

JBAは大会開催地の長野市で会見を開いた [写真提供]=日本バスケットボール協会(JBA)

 日本バスケットボール協会(JBA)は5月16日、第5回東アジアバスケットボール選手権大会の男子日本代表候補選手16名を発表した。

 発表された16名から12名に絞られ、6月3日から長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で行われる大会に挑む。

 メンバーにはシーホース三河比江島慎橋本竜馬アルバルク東京田中大貴竹内譲次千葉ジェッツ富樫勇樹小野龍猛の他、帰化選手のアイラ・ブラウンや筑波大学4年の馬場雄大などが、2月の国際強化試合に引き続き名を連ねた。また、川崎ブレイブサンダース辻直人篠山竜青、栃木ブレックスの古川孝敏らも選出された。

 同大会で指揮を執るJBAテクニカルアドバイザーのルカ・パヴィチェヴィッチは、16名の選出について「Bリーグのファイナル等の様子を見て、最終メンバーを選出するための措置」と説明。「オフェンス、ディフェンスの両方でアグレッシブに戦える選手であり、それぞれが状況に応じて2つ以上のポジションで責任を持ってプレーできるという点でも、現状でベストの布陣だと思っています」とメンバーの選出理由を明かし、「ディフェンスでは強く激しくプレーすることができるようになってきましたし、オフェンスではピック&ロールを武器とした形も活かされてきました。特にこのピック&ロールは、日本が力をつけ、結果を残していくための非常に大きな武器になると考えています」と語った。

 なお、日本は予選ラウンドで韓国、マカオと対戦。参加する全6チーム中上位5チームが8月からレバノンで開催される「FIBA ASIA カップ 2017」の出場権を獲得する。

■東アジア選手権日本代表候補選手
アイラ・ブラウンサンロッカーズ渋谷
太田敦也三遠ネオフェニックス
竹内公輔(栃木ブレックス)
竹内譲次アルバルク東京
古川孝敏(栃木ブレックス)
小野龍猛千葉ジェッツ
橋本竜馬シーホース三河
篠山竜青川崎ブレイブサンダース
辻直人川崎ブレイブサンダース
比江島慎シーホース三河
永吉佑也川崎ブレイブサンダース
田中大貴アルバルク東京
張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
安藤誓哉秋田ノーザンハピネッツ
富樫勇樹千葉ジェッツ
馬場雄大(筑波大学4年)

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