チーム2位の14得点を挙げた西田優大、スペイン戦は「競り負けたが出来はいい」

福岡大学附属大濠高校出身で東海大学1年の西田は、チーム2位の14得点 [写真]=小永吉陽子

 7月1日にエジプトのカイロで行われたFIBA U19バスケットボールワールドカップ2017予選グループ初戦で、男子U19日本代表チームがスペイン代表に67-78で敗れた。

 八村塁(ゴンザガ大学1年)の20得点に次ぐチーム2位の14得点を挙げた西田優大(東海大学1年)は「競り負けはしましたけど、出来はいい方だと思います」と、試合終了残り3分21秒で3点差まで詰め寄った試合内容を評価。また、「(直前合宿で)ドイツと試合をしたことで準備ができていました」と明かし、チーム最多タイとなる3本の3ポイントを沈めコンディションの良さをアピールした。

 先発のスモールフォワードを務めた西田だが、身長は188センチとやや小柄だ。「僕のポジションは、(相手は)2メートル台の身長」とサイズの不利にふれ、「全員がボックスアウトをして、イージーなリバウンドで点数を取られないようにすること」がチームの約束であるとコメント。続けて、「自分たちはディフェンスのチームなので、ディフェンスを固く、速攻で点を取る」と、チームの目指すスタイルについて口にした。

 2日に行われるマリ戦については、「グループ戦でいい結果を残すには、絶対に勝たなければいけないと思っているので、今日より気合を入れて臨みたいです」と意気込みを語った。

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