FIBA ASIAカップ2017が8月8日にレバノンのベイルートで開幕。予選グループを2勝1敗の2位で通過した「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは、15日(現地時間14日)に韓国とのベスト8決定戦に臨んだ。
日本は篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、古川孝敏(琉球ゴールデンキングス)、田中大貴(アルバルク東京)、アイラ・ブラウン(琉球)、太田敦也(三遠ネオフェニックス)の布陣で試合をスタート。序盤はブラウンが2本の3ポイントを決めると、古川と田中もジャンプシュートで攻めこみ、14-6と先行。しかし、その後は相手からアウトサイドシュートをたたみ掛けられ、15-17と2点ビハインドで第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターは、ベンチスタートの富樫勇樹(千葉ジェッツふなばし)が起点となって攻撃を展開。31-37で迎えた残り2分20秒から、田中、比江島慎(シーホース三河)、富樫が連続10得点を挙げて逆転に成功すると、41-39でゲームを折り返した。
第3クォーターに入ると、残り3分48秒に、富樫がディフェンスに阻まれながらも360度スピンレイアップで得点。さらにその直後には、ファーストブレイクでブラウンのアリウープを演出し、53-49に。ビッグプレーを見せた日本だったが、その後は立て続けに失点を喫し、56-57でこの10分間を終えた。
勝負の最終クォーターは、開始5分30秒間に1-17のランで一気に引き離される。田中や竹内公輔(栃木ブレックス)が応戦しシュートを沈めるが、点差を縮めるには至らず、68-81で敗退。日本はベスト8入りを果たせずに大会終了となった。
【試合結果】
日本 68-81 韓国(@ベイルート)
JPN|15|26|15|12|=68
KOR|17|22|18|24|=81