いよいよ今日から『FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選』がスタートする。この戦いは2020年東京オリンピックに続く道だ。そこで“AKATSUKI FIVE”男子日本代表が世界に誇る5選手をピックアップした。彼らの魅力あふれるそのプレースタイルをお伝えするとともに、サポーターに贈られたメッセージもお伝えしたい。熱い声援を彼らに送り、AKATSUKI FIVEとともに戦い、東京オリンピックへの扉を開けよう!
「攻防でチームを支えるオールラウンダー」田中大貴(アルバルク東京)
「まさか…」、選ばれるのが当たり前だと思っていた田中大貴に突きつけられたのは、リオデジャネイロオリンピック世界最終予選ロースターからの落選だった。それだけに日本代表への思い入れは人一倍強い。加えて、代表に選ばれるために、試合でも練習でも手を抜かないのが田中のこだわりと言えるだろう。田中の役割は富樫、比江島と並んでオフェンスの中心でありながら、ディフェンスでは相手のエースを抑える使命も受け持つこと。またラマスヘッドコーチからはリバウンドに絡むように指示を受けており、コートに立っている間は攻防において気を抜いている時間はない。
「フィリピンはバスケ熱が高く、大勢のファンが来日するでしょう。しかしホームでは絶対に勝っておきたいので、サポーターの応援が必要です。代表の試合はなかなか日本では行えなかったので、この機会にAKATSUKI FIVEを応援してください」
「得意のダンクでチームに勢いを与えたい」馬場雄大(アルバルク東京)
筑波大学に籍を置きながら、今シーズンからアルバルク東京とプロ契約を締結し、大学生Bリーガーとしてコートに立つ馬場雄大。日本人離れした運動能が持ち味で、馬場の真骨頂とも言えるスラムダンクをリングに叩き込めば、アリーナの雰囲気が一変する。魅力いっぱいのパフォーマンスは当然ながら多くのファンを魅了。ルーキーながら1月14日に熊本県立総合体育館で行われる『B.LEAGUE ALLSTAR GAME 2018』のファン投票でリーグ最多得票を獲得したことでもそれがわかるだろう。
「チームの中で自分が一番若いので、リーグ中とはいえ疲れたなんて言ってられません。自分は明るいキャラなので辛い時こそ声を出してチームを盛り上げるのも仕事だと思っています。ラマスHCのバスケがどんどん浸透しています。自分たちは必ず強くなるんで、温かい目で見守ってください。応援よろしくお願いします」