「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」Window3に向けた男子日本代表候補メンバーに、川崎ブレイブサンダースから篠山竜青、辻直人、ニック・ファジーカスの3人が選出。Bリーグ屈指の得点力を誇るファジーカスと38.9パーセントで3ポイントシュートを沈めた辻の“ツジーカス”コンビが日本代表で実現する。
辻はファジーカスとのコンビネーションを「(日本代表の)強みになると思う」と評し、「ニックは誰とでも合わせられる選手。僕は長年、一緒にやっているので自信がある」と明かす。また、ファジーカスだけでなく、アメリカでしのぎを削る八村塁(ゴンザガ大学)の“参戦”も大きいという。
「2人を起点にしてゴールへアタックした時、スペースを取ってノーマークになるシチュエーションもできると思う。(シューターとしては)心強い存在で、リバウンドを取ってくれる安心感もあるので、思いきって打てる。また、ニックはアウトサイドも得意なので、(川崎と)同じようなオフェンスを展開できるんじゃないかなと。彼がオープンになっている時は、塁がインサイドにいるなど、ディフェンスとしては一段と守りにくくなっているはず」
辻自身は3ポイントシュートを求められていると自負しており、「誰よりも自信を持ってプレーしたい。わずかなチャンスで決められるようになれば、プレータイムも増えて、チームに勝利をもたらせると思う」と語った。また、15日と17日に控える韓国代表との「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2018」に向け、「自分の仕事を、どれだけ結果として残せるか」と意欲を示した。