2018.06.12

日本代表選出は「誇りに思う」…20歳の“救世主”八村塁「チーム全員が一丸となって戦う」

ゴンザガ大でプレーする八村(中央) [写真]=小沼克年
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 所属するゴンザガ大学での2シーズン目を終え、2018年のNBAドラフトアーリーエントリーを回避した八村塁が、男子日本代表が戦う「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選」Window3の候補メンバーに招集された。

 6月11日に行われたメンバー発表記者会見後、囲み取材に応じた八村は「チャンスがあれば是非とも出場したいと思っていた。一人の日本人として、代表の一番上のカテゴリーでやれるのはうれしいですし、誇りに思う」とコメント。自身が明かしたように、身長の高さ、フィジカルの強さ、リバウンド、すべてのポジションをこなせるユーティリティー性が持ち味で、フリオ・ラマスヘッドコーチも「(ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダースとともに)すごく期待できる選手。彼らのスキルと、どれだけチームに貢献できるのかは知っている」と太鼓判を押す。

 日本代表は今後、15日と17日の韓国代表との「バスケットボール男子日本代表国際強化試合 2018」を経て、29日にオーストラリア代表、7月2日にチャイニーズ・タイペイ代表とのWindow3に挑む。20歳の“救世主”は「僕だけのチームではないし、誰かだけのチームでもない」と言いきり、「コーチやスタッフなど、チームに関わっている全員が一丸となって戦うことでいい結果が出ると思う」と意気込みを語った。

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