7月2日、男子日本代表がチャイニーズ・タイペイを下し、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 2次予選」進出を決めた。
「自分のシュートに迷いがあったというか。積極性がかなり欠けていた」。富樫勇樹(千葉ジェッツ)は6月29日のオーストラリア戦で0得点に終わったが、この日は積極的に3ポイントを放ち12得点を挙げ、八村塁(ゴンザガ大学)、ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)など強力なインサイド陣にスペースを与えた。
富樫はオーストラリア戦での勝利がチームに自信を与えたと振り返る。「この試合はかなり厳しい状況だったが、オーストラリアに勝ったことでいい緊張感を持って全員が(試合に)入れた気がするし、それが本当にこの結果につながったと思う。オーストラリア戦の1点差勝利が全員の自信につながったと思う」。また、「攻守両面で負担が減って、気持ち的に試合中もすごく楽だった」と、八村とファジーカスの加入が自身にいい影響を与えていると明かした。
2次予選が始まる9月まで約2カ月。「2人に乗っかっていけば、もう1つ、2つ上のレベルに行ける」と話すように、新加入の2人と富樫のケミストリーが高まっていけば、日本のさらなるレベルアップが期待できるだろう。